個人事業主の確定申告について

確定申告とは、1年間に生じた所得金額と所得税などを計算し、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足分を清算する手続きのことをいいます。個人事業主の場合、帳簿につけた売上・経費などをもとに、確定申告書類を作成し、所得金額と所得税などを計算したうえで税務署に提出します。

確定申告することで以下のようなメリットがあります。
・赤字を繰り越せる
・銀行融資が可能になる
・所得が低いときは国民健康保険料が安くなる
・青色申告の方法を用いた場合には、控除を受けることができる

確定申告には、青色申告と白色申告という2種類の手続きがあります。青色申告の場合、白色申告に比してメリットが大きいといえますが、手続きが複雑であり、事前に「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出している必要があるので注意が必要です。

確定申告は税理士に依頼することもできます。そうすれば、税金の計算や帳簿付けの正確性が担保されますし、事業主の方は経営に専念することもできます。

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